目に良い5つのサプリを紹介 Eye


目に良い効果を持つ可能性があるサプリメント成分を、世界の大学や研究機関の論文からエビデンスベースで紹介します。

目に良い成分・目次

1)ルテイン
2)DHA と EPA
3)亜鉛
4)NMN
5)カルノシン

目に良いサプリ

 

1)ルテイン

目は多くの酸素を必要とし、それは有害な酸素フリーラジカルの生成を促進するが、ルテインとゼアキサンチンはこれらのフリーラジカルを相殺するので、眼細胞の損傷を防ぐことができる。(参照論文 1)

ルテインとゼアキサンチンの抗酸化作用による還元が目を有害な紫外線やブルーライトから保護する。(参照論文 2)

ルテインは、紫外線やブルーライトによって発生する活性酸素を除去し、過剰な光エネルギーを吸収することで、目を有害なブルーライトから保護する。(参照論文 3)

ルテインの摂取は加齢黄斑変性症の発症後の進行抑制や治癒に有用であるが、発症リスクには影響を及ぼさない。(参照論文 4)

ルテインとゼアキサンチンは白内障の危険性を減らす可能性がある。(参照論文 5)

糖尿病のモデル動物で研究において、ルテインとゼアキサンチンで補うことで、目に損傷を与える酸化性ストレスマーカーを減らすことが示された。(参照論文 6)

ルテインとゼアキサンチンの最も高い摂取量グループの人は、最も低い摂取量のグループと比較して、黄斑変性の危険性が43%低い。(参照論文 7)

ラットにおけるブドウ膜炎の研究。ルテインはその抗炎症作用によりブドウ膜炎に対して有用な可能性がある。(参照論文 8)


ルテイン 4つの効果と副作用

2)DHA と EPA

ドライアイの患者において、DHAはドライアイ基準(OSDIスコア)のベースラインからの有意な改善(49%の減少)を示し、参加者の46%が無症状になったと報告した。 (参照論文 9)

脳や目は他の臓器と比較して高いDHA含量を有する。DHAは、妊娠後期および初期乳児期に脳および眼に蓄積する。脳および眼におけるDHA含有量の低さは、認知発達および視覚機能の乏しさと関連している。 (参照論文 10)


DHA と EPA 6つの効果と副作用

3)亜鉛

亜鉛は網膜の細胞障害を防ぎ、加齢性黄斑変性(AMD)の進展と視力喪失を遅らせるのに役立つ可能性がある。(参照論文 11)


亜鉛 15の効果と副作用

4)NMN

長期間のニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)投与は、老齢マウスにおける眼の機能、骨密度、および骨髄性リンパ様組成を有意に改善する。NMN投与はまた、好中球の数を有意に減少させた。NMNが様々な年齢関連の病態生理学的変化に対して有意な抗老化効果をもたらすという我々の考えを結果が支持している。(参照論文 12)


NMN 8つの効果と副作用

5)カルノシン

カルノシン処理は糖尿病ラットの白内障の進行を遅延させ、遅延は糖尿病の第4週に統計的に有意であった。AGE(糖化最終生成物)形成の阻害によることを示唆している。(参照論文 13)

カルノシンは薬理学的シャペロンとして働き、加齢性黄斑変性症などの神経変性障害、白内障および他の多くのタンパク質ミスフォールディング疾患の重症度を低下させる。(参照論文 14)


カルノシン 7つの効果と副作用

出典 References

参照論文1 : The Role of Lutein in Eye-Related Disease (2013年)
参照論文2 : utein, Zeaxanthin, and meso-Zeaxanthin: The Basic and Clinical Science Underlying Carotenoid-based Nutritional Interventions against Ocular Disease (2015年)
参照論文3 : The Photobiology of Lutein and Zeaxanthin in the Eye (2015年)
参照論文4 : The Role of Lutein in Eye-Related Disease (2013年)
参照論文5 : Lutein and zeaxanthin and the risk of cataract: the Melbourne visual impairment project. (2006年)
参照論文6 : Lutein effect on retina and hippocampus of diabetic mice. (2006年)
参照論文7 : Dietary carotenoids, vitamins A, C, and E, and advanced age-related macular degeneration. Eye Disease Case-Control Study Group. (1994年)
参照論文8 : Inhibitory effects of lutein on endotoxin-induced uveitis in Lewis rats. (2006年)
参照論文9 : A Novel Combination Therapy for Patients With Dry Eye Disease: A Pilot Study. (2018年)
参照論文10 : Docosahexaenoic Acid. (2016年)
参照論文11 : A randomized, placebo-controlled, clinical trial of high-dose supplementation with vitamins C and E, beta carotene, and zinc for age-related macular degeneration and vision loss: AREDS report no. 8. (2001年)
参照論文12 : Long-term administration of nicotinamide mononucleotide mitigates age-associated physiological decline in mice (2016年)
参照論文13 : Protection against adriamycin-induced cardiomyopathy by carnosine in rats: role of endogenous antioxidants. (2011年)
参照論文14 : Advanced drug delivery of N-acetylcarnosine (N-acetyl-beta-alanyl-L-histidine), carcinine (beta-alanylhistamine) and L-carnosine (beta-alanyl-L-histidine) in targeting peptide compounds as pharmacological chaperones for use in tissue engineering, human disease management and therapy: from in vitro to the clinic. (2010年)

広告